LEC心理系公務員のパンフレット

心理系公務員の講座が受けられる公務員予備校として代表的な学校は、LECとクレアールです。LECは全国に校舎があるので、知名度の高い学校です。一方、クレアールはWeb通信講座に特化した学校であり、校舎自体は東京都内に1校のみですが、心理系の講座では評判の高い学校です。

そのため、どちらの学校が良いか迷う受験生も多いと思われます。どちらの学校にも、良い面、悪い面ありますが、ここでは大きなポイントに絞って解説します。

LECとクレアールの大きな違いとは

クレアールパンフレット
LEC→全国各地に校舎あり。通学と通信を選べる。
クレアール→校舎は東京都内に1校。通信のみ。

クレアールはWeb通信特化の予備校ですが、最初からWeb通信での学習をしたいと希望している方にとっては、LECでもクレアールでも不都合はないと思われます。

しかし、LECの場合、全国に校舎があるので、近くに校舎がある場合はWeb通信でも自習室が使えるメリットがあります。それと、模擬面接の時に近くの校舎で受けられる点も良いですね。

コース数はLEC>クレアール

lec心理職のコース選び一覧

LECとクレアールでは、受講できるコース内容に違いがあります。クレアールに比べ、LECの方がより細かにコース設定されており、LECには専願コースがある点に違いがあります。

LECのコース

併願コース
・心理系スペシャル(幅広い併願用)
・家庭裁判所調査官・人間科学A併願
・家庭裁判所調査官・矯正心理専門職併願
・家庭裁判所調査官・法務教官 保護観察官併願
・地方上級心理職・人間科学A併願
・地方上級心理職・矯正心理専門職併願
・地方上級心理職・人間科学A・法務教官・保護観察官併願
専願コース
・地方上級心理職専願
・家庭裁判所調査官専願
・法務教官・保護観察官

クレアールのコース

併願コース
・心理系公務員パーフェクト(幅広い併願用)
・心理系公務員スタンダード(国家総合・家庭裁判所調査官補・地方上級)
・家裁調査官/矯正心理併願
・法務省専門職(法務教官/保護観察官)

費用はLEC高、クレアール安

受験可能な職種がほぼ同じ内容となっているコース同志を比較すると、圧倒的にクレアールが安いです。LECの半額といっていいほどの違いがあります。どちらもWeb通信での比較です。LECは予算的に無理という人でも、クレアールなら大丈夫ということもありそうですね。

LEC 心理系公務員スペシャルコース 420,000円
クレアール 心理系公務員パーフェクトコース 222,000円
(2016年12月調べ)

合格実績はクレアール公表、LEC非公表

合格実績は非常に気になるところではないでしょうか。LECは公務員予備校として認知度の高い学校ではありますが、具体的な合格実績を発表していません。一方クレアールは、心理系の合格実績について、具体的な数字を発表しています。

国家総合職(人間科学):一次試験 19名合格
裁判所総合職(家裁調査官補):一次試験 23名合格
法務省専門職(矯正心理・保護観察官・法務教官):一次試験 22名合格
東京都Ⅰ類(心理):一次試験 6名合格
地方上級試験(心理):川崎市、さいたま市、千葉県、島根県、岡山県 他

※クレアール公式サイト 2016年12月掲載

実績がしっかり公表されているというのは、安心感がありますね。

まとめ

LECかクレアール、どちらが良いか、とても迷うところですね。LECは校舎数が多いですし、知名度も高いので、やはりメリットは大きいといえますが、かといってクレアールがLECと比較し劣っているわけではありません。

実際に合格実績の数字として表れているように、クレアールの心理系講座は多くの合格者を輩出しているという事実があります。なにしろ、心理系授業の講師が抜群に凄いのです。「試験に出る心理学」(北大路書房)などの著書を持つ高橋美保先生が担当しているという点は、見逃せません。

ですので、LECはもちろん良い予備校ではありますが、心理系に関してはクレアールもLECと同様非常に実力ある予備校といえます。心理系で公務員予備校、専門学校、公務員塾などをお探しの方は、クレアールはLECに劣らずおすすめの学校です。

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